ずわい蟹の茹で方を紹介!殻の上手な剥き方や美味しい味噌の食べ方は?

この記事では、ずわい蟹の茹で方・剥き方・味噌の食べ方まで説明しています。
記事の最後にはおすすめのずわい蟹も紹介しています。
- どうすればずわい蟹を美味しく茹でれるのか
- ずわい蟹の殻を上手に剥くには?
- カニ味噌の食べ方は?
- おすすめのずわい蟹
それでは、上記の項目について詳しく説明していきますね。
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ずわい蟹の美味しい茹で方はこちら!
ずわい蟹を美味しく茹でるには、ちょっとしたコツを押さえるだけで味や食感がぐっと良くなりますよ。
以下に手順とポイントをまとめました。
茹でる前の準備
1,解凍(冷凍の場合)
冷凍ズワイ蟹の場合は、急激な解凍を避けましょう。
冷蔵庫でゆっくり解凍するのがベストです。
流水で解凍する場合は、蟹を袋などに入れて、旨味が流れ出にくいように注意しましょう。
2,洗う
甲羅の外側、足の関節などに砂や汚れ、ヌメリがついていることがあります。
たわしなどで軽く水洗いしましょう。
ただし洗いすぎると旨味が流れ出るので、あくまで表面の汚れを落とす程度にしてください。
3,塩水(茹で用・冷却用)の準備
茹でる用のお湯には、海水程度の塩分、または少し濃いめに塩を入れます。
一般的には、水1Lに対して30〜40g程度(3〜4%程度)が目安です。
また、茹でた後に入れる氷水(冷却用)にも塩を少々加えて、「茹で用と同じかやや薄め」の濃度にしておくと、旨味が水に流れ出にくくなりますよ。
茹で方の手順
1,大きな鍋を用意する
蟹が頭から足先まで完全に浸かるほどの余裕のある鍋を使いましょう。
2,湯を沸かし、塩を入れる
湯がしっかり沸騰してから、塩を加えます。
塩を入れてから再度沸騰させておきましょう。
3,蟹を入れる
甲羅を下にして、足を折りたたむようにして鍋に入れます。こうすることで、蟹味噌が流れ出にくくなります。
大きな蟹だと浮いてきやすいので、落とし蓋をするか、鍋の縁で押さえるなどして湯中にしっかり浸るようにします。
4,茹で時間
茹で時間は蟹の大きさによって以下のように変わります。
重さ目安 | 再沸騰後の茹で時間 |
---|---|
約 300〜500g | 約 15 分程度 |
約 600〜700g | 約 18 分程度 |
約 800g〜1kg | 約 20 分程度 |
茹ですぎると身が固くなったり、味が抜けたりするので注意しましょうね。
5,氷水で冷やす(締める)
茹で上がったらすぐに氷水(冷却用)に入れて、5〜10 分程度冷やします。
これにより身が引き締まり、殻から身が外れやすくなります。
ポイント・コツまとめ
以下のポイントやコツを守ると、ずわい蟹をより美味しく食べれるでしょう。
- 甲羅を下に向けて茹でる:蟹味噌が流れ出すのを防ぐ効果があります。
- 適切な塩分濃度:3〜4%程度が一般的。ただし小さい蟹ならやや控えめでもよいでしょう。
- 茹で時間を守る:重さに応じた時間を守ることが、身の甘みと食感を保つ鍵です。長すぎると固くなる。
- 氷水でしめる:余熱で火が通りすぎるのを防ぎ、食感を引き締める効果あり。
- 茹で汁の活用:カニを茹でた後の塩湯は、スープや雑炊の出汁として活用できます。
ずわい蟹の上手な殻の剥き方
- 脚を切り離す
- 甲羅を外す
- 胴体を割って身を取り出す
- 脚・爪の殻を剥く
ずわい蟹の殻は上記の手順で剥くと上手に剥くことができますよ。
それでは、それぞれの手順の内容を詳しく説明していきますね。
用意する道具と準備
殻をむき始める前に以下の道具があるとより剥きやすいですよ。
- キッチンバサミ(刃が短めで扱いやすいものがベスト)
- スプーンまたは箸
- まな板または敷く紙
- 汚れてもいいタオルや古新聞
ステップ 1:脚を切り離す
- カニを裏返し、腹側を上にします。
- 脚の付け根の関節のあたり、殻が少し柔らかいところにハサミを入れて、胴体から脚を切り離します。
- 爪も同様に切り離しておきます。
この段階で、胴体と脚を分けて扱いやすくしておくことが、以降の作業をスムーズにします。
ステップ 2:甲羅を外す
- 腹側に三角形の「前かけ(ふんどし)」があるので、そこを指で引っ掛けて外します。
- 前かけを取ったあとは、甲羅をゆっくり剥がしていきます。このとき、甲羅を下方向に向けて作業すると、カニ味噌が流れ落ちにくくなります。
- 甲羅を取ったら、内部に残ったカニ味噌をスプーンで甲羅側に移します。
- 胴体内側にある「エラ(えら)」を取り除きます。食べられないので外しておきましょう。
ステップ 3:胴体を割って身を取り出す
- 胴体を縦または横に切って、2つに割り開きます。殻のつなぎ目や節をハサミで切ると楽です。
- 割った殻の中から、スプーンや箸で身をすくい出します。殻に貼りついている身も取り逃さないように丁寧に。
胴体部分は、殻の厚さや複雑な構造があるため、ゆっくり丁寧に剥くのがコツです。
ステップ 4:脚・爪の殻を剥く
- 脚を節ごとに切り分けると、各パーツが扱いやすくなります。
- 太い脚の場合、殻の「赤い部分」と「白い部分」の境目辺りにハサミで切り込みを入れ、両側から開くように殻を剥きます。
- 切り込みを入れるのが難しいときは、殻の薄いところに縦に2本ほど切れ目を入れて割る方法も効果的です。
- 爪も同様に、根元付近に切り込みを入れて殻を割って、身を取り出します。
切り込みを入れすぎると身が壊れやすくなるので、少なめに、必要な場所だけ入れることが大事です。
よりキレイに剥くための“ちょっとしたコツ”
・折らない、切らない関節を見極める
身が一番詰まっている関節を無理に折ったり切ったりすると、身が崩れやすくなります。できるだけ避けましょう。
・殻の薄いところ・継ぎ目を狙う
殻が重なって薄くなっている“つなぎ目”や“境目”に切れ込みを入れると、楽に剥けることが多いです。
・力を入れず少しずつ
無理に引っ張ると身が千切れたり粉々になったりするので、少しずつ剥がすように丁寧に割っていくこと。
・爪先・細い部分は最後に
細い脚や爪は壊れやすいので、胴体・太い脚を先に剥いてから後でじっくり取り掛かると失敗が少なくなります。
ずわい蟹の味噌を美味しく食べるには?
1. そのまま味わう(ストレート)
最もシンプルで、かに本来の味噌の風味をしっかり味わえる方法です。
濃厚なコクと香りをダイレクトに楽しめますよ。
ご飯にのせて「かに味噌丼」にしても美味しいです。
2. 甲羅焼き(かに味噌甲羅焼き)
甲羅に味噌とほぐした身を詰めて、弱火でじっくり炙ります。
香ばしさとコクがプラスされ、風味がグッと濃くなります。
焦げやすいので火加減注意しましょう。
酒・みりん・醤油などを少量合わせておくとさらに味に深みが出ますよ。
また、甲羅焼きが終わった後、甲羅に日本酒を注いで「甲羅酒」にする流れも定番の楽しみ方ですね。
なお、味噌が残ったままだとお酒が生臭くなることがあるため、甲羅を拭いてから注ぐのがポイントです。
3. 鍋に溶かし込む/雑炊の締め
かに鍋に味噌を少量溶かし込むと、鍋のスープ全体が濃厚で深い味わいになります。
鍋を食べ終えた後は、残った出汁で雑炊を作り、カニ味噌をプラスすると風味が引き立って絶品です。
4. パスタ・クリームソースで洋風アレンジ
かに味噌をパスタソースに取り入れるのも人気のアレンジです。
ニンニク、オリーブオイル、バターなどと組み合わせて、少しクリームを加えると濃厚なソースになります。
トマトソースやホワイトソースと合わせても、味噌のコクがソースに深みを与えてくれますよ。
5. ドレッシング・ディップ・寿司ネタなど
- ドレッシング / ディップソース:サラダのドレッシングに少量混ぜたり、パンや野菜のディップにしても使えます。
- 軍艦巻き / お寿司ネタ:酢飯と海苔の風味と組み合わせることで、カニ味噌の濃さが引き立ち、お寿司のおもてなしにもなります。
- 炊き込みご飯 / ドリア風:ご飯ものに取り入れると、味にコクが加わって満足度が高くなります。香箱ガニなどで使われる例もあります。
カニ味噌の食べ方に迷ったり、いつも通りの食べ方に飽きてしまった人は、上記の食べ方を参考にしてみてくださいね。
すぐに食べれる!おすすめのずわい蟹を紹介!
生のずわい蟹を自分で茹でて、好きに食べるのは贅沢で良いと思います。
しかし、もっと手軽にずわい蟹を楽しみたいと思う人もいるでしょう。
そこで、ここからは食べやすく加工されている美味しいずわい蟹を紹介しますね。
越前かに問屋ますよね 「元祖カット済み生本ずわい蟹」

越前かに問屋ますよねの「元祖カット済み生本ずわい蟹」は、職人が丁寧にさばいた極上のずわい蟹をそのまま自宅で楽しめる贅沢な逸品です。
面倒な殻むき不要で、届いたらすぐに鍋や焼き蟹、かにしゃぶとして味わえますよ。
生の旨みを閉じ込めた鮮度抜群の身は、口の中でとろけるような甘さが広がります。
家族や友人との特別な食卓をワンランク上の美味しさで彩ります。
冬のごちそうにぴったりな本格ずわい蟹です。
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越前かに職人 甲羅組 「白箱 定番品 700g」

越前かに職人 甲羅組の「白箱 定番品 700g」は、手間なく贅沢な蟹の旨みを堪能できる人気です。
職人が選び抜いた本ずわい蟹を丁寧に加工し、身入りや鮮度にこだわって仕上げています。
甘くてぷりっとした身は、口に入れた瞬間にとろけるような美味しさ。
かに鍋や焼き蟹、かにしゃぶなど、どんな料理にもぴったりです。
家庭用はもちろん、贈り物にも喜ばれる高品質な一箱。
冬の食卓を華やかに彩ること間違いありません。
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森源商店 「茹でズワイガニ 5kg」

森源商店の「茹でズワイガニ 5kg」は、豪快に蟹を味わいたい方にぴったりのボリューム満点セットです。
水揚げ後すぐに茹で上げることで、身の甘みと旨みをしっかり閉じ込めています。
ぷりっとした食感と濃厚なカニ味噌の風味が絶品で、食卓が一気に華やかに。
家族みんなで楽しむ年末年始のごちそうや、贈答用にもおすすめです。
身入りの良いズワイガニをたっぷり堪能できる贅沢な一箱で、特別なひとときをお楽しみください。
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まとめ
この記事では、ずわい蟹を最高に美味しく味わうためのコツから、実際にすぐ楽しめるおすすめ商品までご紹介しました。
解凍・下処理・茹で方のひと手間を丁寧に行うだけで、蟹の甘みや旨みはぐっと引き立ちます。
さらに、殻の剥き方や味噌の活用法を知っておけば、自宅でも料亭のような贅沢な味わいに。
また、「越前かに問屋ますよね」「甲羅組」「森源商店」といった信頼ある専門店のずわい蟹を選べば、手軽に極上の味を堪能できます。
この冬は、ぜひ自分へのご褒美や家族の団らんに、とびきりの蟹料理を楽しんでくださいね。
丁寧に茹でた一杯の蟹が、きっと忘れられない美味しさを届けてくれます。
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